手のひらの中の美術館

 軽トラ市でおもしろい物を見つけました。

ペーパーウエイト

これは、左側が波の絵ですが、ギュスターヴ・クールベ
右側が皆さんおなじみのトゥールーズ・ロートレックです。
今日一日、どこにでも持ち歩いて、眺めていました。
特にクールベの作品は、一見単純だけど奥が深く、
いくら見ても飽きが来ませんでした。
ロートレックは、とても背の低い画家ですが、
そんなことは思わせもしない大胆な絵を描く人です。
石を額に見たてるのも、格別なもの。
他にも、ムンク、セザンヌ、ルノワール、マグリット、マネ・・・
いろいろありました。
手のひらで持ち運べる絵画もいいですね。

春のワルツ(NHK)の絵画・オブジェ・・・・・

韓国ドラマ・ブームの火付け役は、確か”冬のソナタ(NHK)”。
この監督は秋・冬・夏それぞれドラマを制作しており、最終章が春。
今放映中の”春のワルツ”は今週の土曜日、最終回を迎える。
その後2週連続で総集編があるらしい。
友達から優しい気持ちになるからと薦められた
”冬・・”、そして”春のワルツ”。

再生した録画ビデオ、友達の家でごろんとして見るのもなかなかのもの。
内容そっちのけで目に入るのは壁に掛けられた絵画。
ありとあらゆる場面でいろんな絵が出てくる。
”冬のソナタ”でも気になったが、”春のワルツ”ではさらにエスカレート。
ますます絵に見入ってしまった。

特にドラマの中に出てくるミュージックオフィスは一見の価値あり。
100号?それ以上?のサイズの白いキャンバスに
黒い絵の具で楽譜らしきものが描かれ、
さらにその絵よりも小さいサイズの赤いキャンバスに
黒い色の楽譜が描かれたものを、
先ほどの白い作品の中央付近に重ねて置き、
黄色く彩ったチェロがかけてある。
そんな絵というのかオブジェというのか?
立体的な壁画なのか実物を見ているわけではないから、
はっきりとここで表現できないのは残念だが。
白・赤・黄色・黒(チェロの弦の部分)の配色、
そしてキャンバスに描かれた抽象化した楽譜はお見事。
その他、ピアノの鍵盤と思える明るい色調の抽象画。

この作品、誰が描いたのか知りたい思いが募り、調べたところ、
チョン・ギョンジャさんという女流作家でした。
一度実物を目にしたいものです。

何はともあれ”春のワルツ”を御覧になってください。
アートの宝庫です。眠いので今日はここまで。