けやき通りには、前回紹介した“ギャラリー尾形”の他にもギャラリーがある。
“ギャラリー尾形”の道路はさんで反対側。
“ギャラリーモリタ”・・・・前身は香月画廊。
そこを訪れたのは多分10年ぶり。
香月画廊時代も良い作品はたくさんあったが、
その頃の様相とは一変、もっと心をゆさぶる作品があった。
小林健二の作品だけを扱っている。
一人の作家に絞り込んでギャラリーを営んでいる森田さんには頭が下がる。
ミクストメディア作品の数々を眺めながら、
レオナルド・ダビンチのような科学的な側面をもった作家だと感じた。
ちょっと衝撃・・・・
今を生きる若者に是非みてほしい。
そうもがく自分の胸中を誰が察することができようか。
その犠牲になるのはいつも我が家族。
親の価値感を押しつけるのは、子供にとって、さぞ迷惑とは思うが、
子供達の夏休みの自由研究のテーマはここで見つかるはず。
“ギャラリー尾形”と“ギャラリーモリタ”のはしご。
最初は私だけ、子供、そして夫へと・・・人の輪をひろげる。
ある意味自己満足だ・・・。
このギャラリーも五恵さんの個展の際に知った。
彼女の個展を通して、実は三重の喜びを味わっていたのだ。
2つのギャラリー、誰かの詩じゃないけれど・・・・・
どちらも違ってどちらもいい。