ネットオークションによるアートウォッチング

8月以来、ご無沙汰していました。
この4カ月というものネットオークションで絵画ばかり眺めていました。
ブログの書き方を忘れる位熱中していました。

今までやったことのない経験。
いろんな絵を見れて楽しかった。
ネットの世界は時間が過ぎるのもあっという間。
まぶたとまぶたがくっいて、そのまま眠りの世界に入る事しばしば。

名・無名関係なく探せば中々いいものもある。
そのうち、自分がいいと思う作品は、特定の出品者にかぎられてくる。
最初は何が何やらわからないまま手間暇かけて、
名画(あくまで自分の価値観が優先)さがしをしていたが、
慣れてくると、お気に入りの出品者で絞り込むから、見つけるのも早い。
ネット上のギャラリーとでも言うのか。

この期間にオークションなるもので買い求めたのは、
3号程度の油彩を2枚。
価格にして1万5千円弱!
名無しのごんべーの作品だが気に入っている。

しかし現実は厳しい。
有名な作家の作品は、内容に関係なくビックリするような価格がついて売れていく。
芸術愛好家としてはこの現状が何ともやるせない。
無名でも素晴らしい作品はたくさんあるのに。

ネットオークションでのアートウォッチングは画面を通してのもの。
仮想空間の世界にすぎない。
やっぱり実物がいい。
説得力があるし、迫力もある。

今年になって変なニュースが飛び込んだ。
中国芸術バブル崩壊、
ウェッジウッド経営破綻などなど。

一つの時代がおわり。
新たな時代のはじまり。

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