芸術療法

ある女性と話していたとき、いきなり涙を流しはじめた。
過去の悲しい出来事を思い出したからだ。
身内を失った悲しみは、時間が経過しても癒えるものではない。

 会話のやりとりの中ではっきりと覚えていることがある。
「ボタニカルアートを描き始めました。
 習い始めて日は浅いのですが、
 色・ 植物の形の美しさに心が和み、気持ちが落ち着きます」と
 描くという行為が、心の安定に役だっている。
 その時、漠然と思ったものだ。

昔”セルフコントロール”という本がベストセラーになった。
池見酉次郎も精神科医として芸術療法を取り入れている。
患者の描いた絵を通して、その人の内面を把握し治療していくというものだ。
言葉で表現できないこと、やり場のない自分の内面・感情を絵(形)にする。
そこに達成感が生まれる。
描いた本人も形を通して自己を客観視できる。
これぞ芸術(創作)の力?時々思う。
この芸術療法もルーツはユングなのだろうか?

花
(KODAK DC4800 ZOOM AUTO)

C.G.ユング・・・あの一説が思い出される。

心は昨日や今日できたものではない!
その年齢は何百万年を数える。
しかし個人の意識は、多年生の地下茎から生長し、
季節にあった花と果実をつける枝にすぎない。・・・・
以下略す。

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