昔からあるお店屋さん。
入り口には鍋や金物があって、普段はそのまま通り過ぎるけれど
たまたま窓ごしに青磁の花瓶が目について、中にはいった。
奥に行けば行くほど可愛い小物や日本各地から集めた陶器が
たくさんあって、 別世界に行ったような気分。
1つ1つ眺めていくととても味わい深く、
古きよき時代の品々に感激し、 思わずいすに腰掛けて、
お店のご夫婦と話し込んでしまった。
この絵は色は褪せているけれど、良く描かれていて気にいったと話したら、
これはフランスのルーブル美術館?にかけられた絵で
「ずーっとずーっと昔に宮崎銀行のカレンダーに印刷されていたもの。
好きだったので、切りとって額にいれて飾っているの・・・。」とのこと。
作者は山田新一??わからないけれど、
昔の画家の気骨が感じられる絵だなと。
そのほかにも川南の人が制作されたというちぎり絵や
その息子さんが描かれた絵もよかった。
好きなものを大事にしながら、このお店の人達と共に
長い時を過ごしてきたのだろう。