2009/7/8 水曜日

愛される仔猫ちゃん

カテゴリー: モノローグ — galerienne @ 22:26:30

去る6月24日(木曜日)友達の車に乗せてもらって帰宅途中、
踏切を渡って数メートル過ぎたとき、
女子校生が2人なにやら合図するのに気づく。
注意深く見ると仔猫がよたよた道路を横断しようとしていた。
高校生に捕まえてと頼んだ瞬間、車のしたにもぐり込んだ。
次から次に車がやってきて、後ろから、
「さっさと進まないと踏切に車がつかえて危ないンだから!」と声がかかる。
ドアを開けて手を車の下に入れて足をつかんだと思いきや猫が消えた。
車体の下に入ってしまったのだ。
車を脇に止めて、「ニャーにゃー」と声をかけるが音沙汰無し。

近くの日本レンタカーのお兄さん、
開院したばかりのカイロプラクティクの院長先生、高校生、そして、
猫の里親捜しをお手伝いしているボランティア歴20年の女性も偶然通りかかり、
集まってきて知恵の出し合い。

真ん前のローソンから猫のえさを買って車の下に置いたら、
いずれ猫が出てくるとのアドバイスをしてくれた女性もいた。
あげくにJAFにも電話したが、捕まえられる保証はないとの返事。

「こうゆう時は、警察かな」と言うカイロの院長の言葉に従い、
ついに”110番通報“。
これから猫救出劇がはじまった。

ジャッキで車を持上げ、警官がしたにもぐり込み、無事猫を保護。
猫騒動に要した時間1時間半なり。
保護された猫は警察に渡すと保健所へという運命をたどるらしい。

そこで、一時我が家に待機。
突然の来訪に「バッチー猫だ」と子供たちが叫ぶ。
白地に黒のぶちが所々あり。
背中の中央のぶちはなんとハート型でした。

子猫

通りかかったボランティアの女性のお世話で、
その仔猫はペットクリニックに預けられることになり、
そこですくすく成長しているそうです。
そして、彼女は今、里親を捜すため奔走しています。

運の強い猫だ。
どことなく愛嬌があって多くの人が関わった。
猫が取り持つ縁は悪くない。

昔から絵のモチーフになったりオブジェの対象になったりするのが解る。
この前、新天町の”ギャラリーおいし”でも猫の作品を何点かみたなあー。

2009/5/16 土曜日

魂を刺激する絵 高鍋町美術館企画展にて

カテゴリー: 美術 — galerienne @ 11:30:34

実家の隣町にある高鍋町美術館
開設されて10年を迎えた。
地方の美術館にしては珍しく他県の作家を扱っていた。

きっかけは企画展のチラシの絵。
草間彌生のチラシをみたときと同様のインパクト。
後は行動あるのみ。

細かいことも理屈も抜き!
絵がこちらを引きつけて離さない。
主人と二人でみるのはもったいないと思った作品の数々。
その翌日、半ば強制的に子供達を美術館に連れて行った。

MasudaJotoku

いい絵に巡り会えたときは、家族みんなでその思いを共有したいと切に思う。

2009/5/13 水曜日

よだきい思いをふりはらい出かけた藤田嗣治展最終日

カテゴリー: 美術 — galerienne @ 20:01:22

レオナール・フジタこと藤田嗣治。
美術館は遠い、交通も不便、金もかかる。
家族で行こうものなら、交通費込みで5000円から10000円は見ておくべき。
出かける前、行くか行かざるべきか考える。
率直な感想、行って良かった。

LeonardFoujita

有名な作家なので画廊、美術館では断片的には目にしていた。
乳白色の裸婦はリトでも1000万円位。
猫と一緒のドライポイント70万円。
晩年の子供が題材のリトは20万円前後。
値段ばかりが先行して、何が何でも行きたいという気にならなかった。

しかし、日本初公開という巨大な縦横3メートルに及ぶ4点の作品は必見かと。
そして、彼のペットとしてではなく、複数のどう猛な猫の絵を思い出したとき、
よだき心を振り絞って、行こうと決心した。

渡仏後の1920年代から晩年の作品まで、
系統的に見ることができたのは、ラッキーなことだった。
ただ単に可愛くて、優雅で美しいと言うものだけでではなかった。
大作のタイトルは構図、争闘。人と人の争い・・・・まるで戦争だ。
時に現代は、心と心の戦争の時代。
この人の絵はいまの人間社会に相通ずるとこがあるようにおもえた。
そして晩年は70歳頃?
洗礼を受け宗教画・フレスコ画・ステンドグラスへと続く。
最後は宗教に活路を見いだし、心は平穏になったのだろうか?
彼に関して詳しく知らないので、それ以上のことは書けない。

”フジタすなわち高額な”と言う先入観を捨て去って、
必死に時代を行き抜いた一人の人間性豊かな画家としてとらえることができた。
百聞は一見にしかずである。

最後に、
サインの位置が作品ごとに、異なっていた。
右下、左下、真ん中下・・・なぜだろう。
未完成の”馬とライオン”サインを入れるとしたらどの位置だろうか。
漢字で嗣治、その下にローマ字でフジタとあるのは20世紀初頭。
サインのスタイルも年代で変わっていくのは面白い。

※ よだき(い)=【宮崎弁】面倒くさいという意味で、だるい・しんどい?

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