2009/8/18 火曜日

2つのギャラリー

Filed under: モノローグ,美術 — galerienne @ 19:58:05

けやき通りには、前回紹介した“ギャラリー尾形”の他にもギャラリーがある。
ギャラリー尾形”の道路はさんで反対側。
ギャラリーモリタ”・・・・前身は香月画廊。

そこを訪れたのは多分10年ぶり。
香月画廊時代も良い作品はたくさんあったが、
その頃の様相とは一変、もっと心をゆさぶる作品があった。

小林健二の作品だけを扱っている。
一人の作家に絞り込んでギャラリーを営んでいる森田さんには頭が下がる。
ミクストメディア作品の数々を眺めながら、
レオナルド・ダビンチのような科学的な側面をもった作家だと感じた。
ちょっと衝撃・・・・

今を生きる若者に是非みてほしい。
そうもがく自分の胸中を誰が察することができようか。
その犠牲になるのはいつも我が家族。
親の価値感を押しつけるのは、子供にとって、さぞ迷惑とは思うが、
子供達の夏休みの自由研究のテーマはここで見つかるはず。
“ギャラリー尾形”と“ギャラリーモリタ”のはしご。
最初は私だけ、子供、そして夫へと・・・人の輪をひろげる。
ある意味自己満足だ・・・。

このギャラリーも五恵さんの個展の際に知った。
彼女の個展を通して、実は三重の喜びを味わっていたのだ。

2つのギャラリー、誰かの詩じゃないけれど・・・・・
どちらも違ってどちらもいい。

2009/8/17 月曜日

現代アート・調和と意外性

Filed under: 美術 — galerienne @ 19:52:51

陶器は割れるから怖いというイメージがつきまとい、
作陶展なる個展はいつも避けていた。
しかし、6月18日から7月4日まで、
宮崎を拠点に国内外で活躍する陶芸家の個展があると聞き、
その会期中、3度足を運んだ。
場所は赤坂のけやき通り。

”センの造形“、”かさね“、”家シリーズ“等々、
陶器のオブジェ、インスタレーション色々あり。
陶器を食器として、あるいは壺や絵皿などの装飾品としてではなく、
大衆を巻き込むアートとして創作している。
現状に甘えることなく、先見の目を持って、
新しい作品を生み出そうとする作家の意気込みが感じられる個展だった。
と言っても、ギャラリーを訪れた初めての日にそれを感じた訳ではない。

最初の訪問では、
陶器の持つ温かさ、優しさを知って欲しいとの作家の想い、
情熱は感じられたのだが・・・・・。
たとえば”家”というオブジェ。
家に3本の脚がついているののはなぜか、4本じゃいけないのか。
色鮮やかで、一見アンバランス?とも思える色調はなぜ。
数々の疑問が浮かんだ。

2度目に足を運んだ際には、作品たちをしげしげと見て、
さらに心の会話を楽しんだ。

3度目の訪問は娘も同伴だった。
その時、作家に合うことができた。
そして、数々の疑問を生じさせた家を支えるあの脚は、
イーゼルや三脚がそうであるように、3本が一番安定し、
4本にすると1本は浮くのだと教えてくれた。
また、”家“を手にとってあらゆる角度から見せてくれたのだが、
そこには、なるほどそうだと思うこともあれば、
あれっと思うような発見もあったり・・・・・
作家はこれを”調和と意外性”という言葉で表現した。

現在の作品は過去の作品があって成り立っている。
初期の作品、”ミネソタ“、”祈り“、石のようなオブジェを知るにつれ、
徐々に、写真でなく実物をこの目で確かめたいと思うようになった。

娘に名前を尋ね、
「○○ちゃん、どの作品が好き?」
「それはなぜ?」と尋ねる作家。
娘が答えた理由は聞き取れなかったが、
2人の後ろ姿には、親子以上の何か空気を読み取ることができた。
作家の作品に対する当を得た答えができていたのならば、
それは素晴らしいと思った。

ところで、現代アートに賛否両論はつきもの。
それがいいんだと言ったギャラリー尾形のオーナー。
ここのオーナーは目利きであり、発する言葉は類を見ないものである。
作陶展をきっかけにギャラリー尾形を知り得たのは二重の幸せである。

2009/5/16 土曜日

魂を刺激する絵 高鍋町美術館企画展にて

Filed under: 美術 — galerienne @ 11:30:34

実家の隣町にある高鍋町美術館
開設されて10年を迎えた。
地方の美術館にしては珍しく他県の作家を扱っていた。

きっかけは企画展のチラシの絵。
草間彌生のチラシをみたときと同様のインパクト。
後は行動あるのみ。

細かいことも理屈も抜き!
絵がこちらを引きつけて離さない。
主人と二人でみるのはもったいないと思った作品の数々。
その翌日、半ば強制的に子供達を美術館に連れて行った。

MasudaJotoku

いい絵に巡り会えたときは、家族みんなでその思いを共有したいと切に思う。

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